作業を短時間で行う(そのためにはあらかじめ作業計画をきちんとたてる)。
以上の三原則を考慮して注意深く取り扱うことが被曝を最小限にするコツである。その他実験を行うに当たって注意すべきことを以下に列挙する。
- 入退室時に必要事項を記帳する。
- ポケットチェンバーを必ず付ける。
- 入室時は備え付けのスリッパに履き替える。
- 入退室時は指定されたフィルム・バッチ(IDカードのかわり)を使ってOCR端末機に読ませる。(これによって誰が何時何分に入退室したかが記録される)
- 退出時サーベー・メータ又はハンドフットクロスモニターで汚染チェックをする。
- 管理区域内で飲食・喫煙をしない。
- 整理・整頓をして、常に室内を清潔に保つ。
- 線源の使用記録を書く。
- 線源は必要ない時には、貯蔵庫や鉛コンテナーにしまっておく。
- 万一汚染事故を起こしても汚染を拡大しない。その場合勝手な判断で行動しないで担当教官等に連絡する。