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: 緊急時の対処の仕方 : 放射性同位元素の安全取扱いのために : 法規制と事業所内規

■ 放射性物質を取扱う場合の注意

放射線による被曝をできるだけ少なくするための3原則は次の通りである。
  1. 放射線源との間に距離をおく(線束は距離の二乗に反比例する)。
  2. 放射線源との間に遮蔽体を置く (137Csの0.662Mevのγ線の場合レンガ5cmを透過すれば、強度は約1/300になる)。
  3. 作業を短時間で行う(そのためにはあらかじめ作業計画をきちんとたてる)。

    以上の三原則を考慮して注意深く取り扱うことが被曝を最小限にするコツである。その他実験を行うに当たって注意すべきことを以下に列挙する。