% ps (プロセスが多い場合は、ps | less とした方が良いでしょう) PID TT STAT TIME COMMAND 161 1 S 0:00 tcsh 13714 1 S 0:01 asclock -12 -shape -position -1-1 ... (中略) 13718 1 S 0:00 xbiff -bg #8e8a9e -fg #00003f -geometry 45x45 13721 1 S 0:00 /usr/X11R6/lib/X11/afterstep/Pager 13 4 /tmp/ 13867 p2 S 0:00 -tcsh 14421 1 S 0:02 emacs -f mh-rmail 16725 p3 S 0:01 emacs 16753 p3 R 0:00 ps
ここで、PIDとなっているのが、プロセス番号 (process ID) です。 プロセスを終了させるためには、kill コマンドを用います。単なる kill では、 死なないプロセスの場合は、kill -9 プロセス番号で終了させます。
% kill 16725
練習
4
シェルから、いくつかプロセスを立ち上げてみましょう。
% mlterm & % xcalc & % xclock &ps コマンドで、立ち上げたプロセスの プロセス番号を調べ、kill してみましょう。
普段に比べて、コンピュータの応答がやけに遅いと感じることがあります。 そんな場合は、top コマンドを使い、どのプロセスが CPU を消費しているのか を調べます。top は、現在のシステムの負荷(load) やメモリーの使用量など、 多くの情報をリアルタイムで表示してくれます。top から抜けるのは、q キーです。
% top last pid: 30093; load averages: 0.00, 0.00, 0.00 up 8+04:56:10 17:43:02 28 processes: 1 running, 27 sleeping CPU states: 0.0% user, 0.0% nice, 0.0% system, 0.0% interrupt, 100% idle Mem: 92M Active, 254M Inact, 69M Wired, 564K Cache, 60M Buf, 74M Free Swap: 2048M Total, 2048M Free PID USERNAME THR PRI NICE SIZE RES STATE TIME WCPU COMMAND 591 root 1 96 0 165M 19912K select 0:38 0.00% Xorg 405 root 1 96 0 1664K 1292K select 0:15 0.00% amd 498 root 1 96 0 3364K 2132K select 0:11 0.00% sendmail ... (以下略、この例は、正常な場合のものです。)
自分のプロセスが暴走していれば(異常にCPUを消費していれば)、kill で殺せ ますが、他人のプロセスがゾンビになっている場合には消せませんので、管理者 に通報して、kill してもらいましょう。