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法規制と事業所内規
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放射性同位元素の安全取扱いのために
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放射線の強さを決める単位はどうなっているか
■ 放射線の人体への影響
人体に対する放射線の影響としては、身体的影響と遺伝的影響の二つがある。身体的影響は被曝した個体それ自身限りの障害であり、急性の障害とより低い線量の被曝によっても起こる晩発性障害がある。遺伝的影響は生殖細胞に起こった突然変異が子孫に伝えられるもので、影響が被曝した個体ではなくて、その子孫に伝わるものを云う。特に遺伝的影響については今のところ被曝線量のしきい値があるとは、されていない。