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配列


\begin{boxedminipage}{6cm}
\begin{verbatim}int vec1[L][M]={1,2,3};
int vec2[M][N]={5,6,7};
int vec3[L][N];\end{verbatim}\end{boxedminipage}

配列はあるまとまった数値の列を表現するのに用いる。この例のように行列だけではなく、複数個あるデータ列を表すのにも良く使われる。

定義は普通の変数の場合と同じように行う。配列の次元数は配列名の後の [] の数で決まる。[] 内の数値は配列の大きさを表す。この例で は $1\times 3$、及び $3\times 1$$1\times 1$ の 2 次元の配列を定義している。使う時には 0 から (配列の大きさ)-1 で指定する。この例では、


   vec1[0][0] 〜 vec1[0][2]
   vec2[0][0] 〜 vec2[2][0]
   vec3[0][0] 〜 vec2[0][0]
といった具合である。

初期値を代入する時は上の例のように ''={ 数値 }'' とする。また、 $2\times 2$ 以上の配列になると、後ろの列から順に代入されていく。


  MAT[2][2] = {1,2,3,4};

  --> MATa[0][0] = 1 , MATa[0][1] = 2
      MATa[1][0] = 3 , MATa[1][1] = 4