この部分のようにメイン関数に先だって処理される部分を前処理系という。前処理系で処理された実行文は以降の全関数内で有効である。
#include 文は <>
内(もしくは '''' 内)に示されたファイルの中身をその場に置き換える。<>
で指定されたファイルは標準ライブラリを示す。また、'''' で指定されたファイルはソースファイルと同じディレクトリにあるユー
ザ定義のファイルを示す。例は 「6」 に示している。
#define 文はマクロの定義を行う。マクロとは関数内で用いる定数、文字列などを別の名前で置き換えることである。書式は
#define マクロ名 置き換え要素このようにすることで、頻繁に使う要素を使い易くしたり、プログラム全体の見通しを良くすることができる。ここでは、行列の行、列数を定義した。