C-x C-f | ファイルを読み込む (ファイル名を聞かれます) | |
C-x C-s | ファイルをセーブする | |
C-x C-w | 名前を指定 (変更) してファイルをセーブする | |
C-x i | ファイルをカーソル位置に挿入する (insert) | |
C-x b | バッファ を切替える | |
C-x C-b | バッファ の一覧表示 | |
C-x k | 現在の バッファ を削除 (ファイルはそのまま) | |
C-x 2 | window を縦に分割 | |
C-x 3 | window を横に分割 | |
C-x 0 | 現在カーソルのある window を消去 (バッファはそのまま) | |
C-x 1 | 現在カーソルのある window だけ残す (バッファはそのまま) | |
C-x o | window 間のカーソル移動 |
Emacs は、ユーザーに何らかの選択的な入力を求めている場面のすべてにおいて、 補完機能が利用できます。例えば、ファイルを読み込むために、C-x C-f を押し たあと、TABキーを押してみて下さい。1回押しても何も起きなかったら、もう一 度 TABキーを押して下さい。そうすると、画面が分割されて、*Completions* と いう名前のバッファが生成され、ファイル名のリストが現れるはずです。図 10は、そのときの Emacs のウィンドウを表しています。候補が多 すぎて、*Completions* バッファに収まりきらない場合は、TABを押すと、 下の方の候補にスクロールします。 *Completions* バッファに表示されたファイル名のリストから、1文字入力して、 さらにTABキーを押すと、その文字で始まるファイルがひとつしかなければ、最後 まで補完してくれます。まだ、複数の候補がある場合は、 マッチしない候補はバッファから消えます。ファイルを確定して、リターンキー を押すと、*Completions* バッファは消えて、ファイルを読み込んだバッファが 新しく開きます。この TABキーによる補完と *Completions*バッファの生成と選択は、 Emacsのほとんどの場面で共通です。なお、すべての場面で、やりはじめた操作を途中で 止める場合は C-g です。
練習
7
Emacs に複数のファイルを開いて、C-x b のあとに TABキーを押して、どのよ うなバッファがあるかを確認し、実際に、いろいろなバッファに切替えてみましょう。