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gnuplot のインストール



  1. 現在、使い易いように 2 つの gnuplot ( gnuplot+ Ver3.7、gnuplot Ver.4 )がインストール されています。目的に合わせて好きな方を利用して下さい。gnuplot に関する情報は ここをクリックして下さい。

    gnuplot+ Ver3.7 を起動する。
     > gnuplot

    gnuplot Ver.4 を起動する。
     > gnuplot4

  2. .cshrc ファイルに以下を追加して下さい。対応する gnuplot を立ち上げると、日本語ヘルプが出ます。
     setenv GNUHELP /usr/local/share/gp372-jp.gih (3.7の場合)
     setenv GNUHELP /usr/local/share/gp420-jp.gih (最新版の場合)

  3. gnuplot+ Ver3.7 は、バージョンが古いですが、以下の特長があります。
    1. タイトルや凡例に日本語が入れられます。
    2. set terminal postscript plus を指定した場合、タイトルや凡例に、TeX の書式で、 式なども入れられます。

      > gnuplot
      gnuplot> set terminal postscript plus
      gnuplot> set output "test.ps"
      gnuplot> set xlabel '複雑な数式の例 $b_1>x^2/y^{2n}$ $\sqrt{x+y}$'
      gnuplot> plot [-pi:pi] sin(x**2) title '\beta=\sin(\alpha^2)'
      gnuplot> exit
      > gv test

      文字列を指定する場合は、必ず「'」で囲んで下さい。TeX では数式であることを示すため、必ず $ 記号で囲みます。バックスラッシュ(\) で始まる文字列は、コントロールシーケンスと呼ばれ、\beta は β を表示するためのコントロールシーケンスです。

    3. 過去のコマンドヒストリを ~/.gp_history に保存するので、一旦終了した後でも コマンドの再利用ができます。
    4. 詳細は http://www.yama-ga.com/gnuplot/を 参照して下さい。新しい Ver.4では、 plot などの機能は、かなり豊富になっていますが、上記の利点が使えません。コマンド も少し変更されています。