text_test04.gp
の実行の最後に
print a12, a13 print a22, a23 print a32, a33 print a42, a43とすることによって、画面に表示されます。
各ピークのエネルギーと、今フィッティングで求めたピークの位置およびその 精度(誤差)から、次のような較正用データのファイルを作ります。
0.6616 225.8051 0.0654 0.0323 13.3383 0.0581 1.332 445.3399 0.1301 1.173 392.8736 0.1289今度はこのデータ(ここではファイル名を
text_test05.dat
とする)
を用いて較正直線、
(7) |
e(x) = (x-c0)/c1 fit e(x) "text_test05.dat" using 1:2:3 via c0,c1 plot e(x), "text_test05.dat" using 1:2:3 with yerrorbar pause -1 set xzeroaxis plot "text_test05.dat" using 1:($2-e($1)):3 with yerrorbar pause -1結果は図18の通りです。 最後の部分でフィットの結果得られた関数とデータとの残差を表示させています。 左図を見ると、データ点は直線でよくフィットされているように見えますが、 残差をみると、フィットした直線は各データ点の誤差棒の範囲から大きく はずれていることがわかります。これは、厳密には較正曲線は 直線ではないことを示していて、より本格的な解析では 2次関数や3次関数を使うことになります105。(今回は直線で十分です。)