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STEX で TeX (emath) は使えますか。



[Q]
STEX で TeX は使えますか。

[A]
はい、使えます。 TeX の一般論や文法については、参考書を参照してもらうと して、おおまかな作業の流れは、次のようになります。

file.tex ( TeX のソースファイル、mule 等の Editor で作成)
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 |<- platex file.tex (ソースファイルを dvi ファイルに)
 |     
 |    xdvi file.dvi
file.dvi ----------- X の画面に表示
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 |<- dvips file.dvi > file.ps ( dvi ファイルを ps ファイルに)
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 |     gv file.ps
file.ps ------------  X の画面に表示
 |
 |<- lpr file.ps ( ps ファイルをプリンタへ)
 |
プリンタ

emathについて

readme.txt が /usr/local/share/texmf/doc/emath/emath ディレクトリにあります。 emath は、TeX のマクロで数式や図形を描くためのものです。

emath.sty の使い方は、 acroread で /usr/local/share/texmf/doc/emath/emath/sample.pdf ファイルを見て下さい。
TeX のサンプルプログラムは、 /usr/local/share/texmf/doc/emath/emath ディレクトリにあります。ここから 各ユーザのホームディレクトリ( mkdir コマンドで新しくディレクトリを作ると ファイル管理が容易になる )にコピー(2個)してテストできます。

 > cp /usr/local/share/texmf/doc/emath/emath/sample.tex .
 > cp -r /usr/local/share/texmf/doc/emath/emath/example example
 > platex sample.tex

emathP.sty は、記号や図などを簡単に作成できるように作られたマクロ集です。 使い方は、acroread で /usr/local/share/texmf/doc/emath/emathP/samplep.pdf を見て下さい。
TeX のサンプルプログラムは、/usr/local/share/texmf/doc/emath/emathP ディレクトリ にあります。

標準の TeX に、 拡張子.sty のスタイルファイル(パッケージ)と呼ばれるファイルを 追加すると様々なことが可能となります。emath パッケージを使うには 、プリアンブルで \usepackage{emath} と宣言します。